昔の葬儀と今の葬儀、何が違う?
「お葬式って、昔はもっと大掛かりじゃなかった?」 そう思うこと、ありませんか?
団塊ジュニア世代のへぃへぃ。が子どもの頃、親族総出で黒いスーツに身を包み、 大きな会場で立派な祭壇が組まれ、長い読経が響き渡る—— そんな「ザ・お葬式」が当たり前でした。
でも、今はどうでしょう。
家族葬(10~20人程度の小規模葬)が主流となり、通夜や告別式を省略する直葬も増加。 オンライン葬儀を利用し、遠方の家族がリモート参列するケースもあります。 また、「樹木葬」や「海洋散骨」など、自然と共生する新しい供養スタイルも登場しています。
「お葬式=盛大にやるもの」から、「コンパクト&自由な形へ」と大きく変わっているのです。
葬儀業界のビジネスモデル
お葬式が変われば、ビジネスの形も変わる。 葬儀業界は1.5兆円市場と言われ、少子高齢化の影響で今後も需要は伸びていくと考えられます。
しかし、葬儀単価は下がる傾向にあり、大手互助会や地域の葬儀社も「新しい価値提供」を求められています。
例えば、
- 低価格葬儀プラン:「小さなお葬式」「よりそうお葬式」など、ネットで手軽に申し込み
- サブスク型終活サービス:月額制でエンディングノート作成や葬儀プランニング
- DX(デジタルトランスフォーメーション):オンライン参列、デジタル遺言、AI追悼メッセージ
- エコ葬:CO2排出を抑えた棺や、樹木葬・海洋散骨といった環境に配慮した選択肢
「送る側」も「送られる側」も、選択肢が増えました。
もし、30年前に「葬儀ビジネス」に投資していたら?
今振り返ると、「お葬式って変わるんだ」と気づくけれど、 30年前は「ずっと変わらないもの」と思っていたはず。
実は、葬儀ビジネスも株式市場に上場していて、 1990年代から投資していたら、大きく伸びている会社もあります。
例えば、
- 燦ホールディングス(9628):関西を中心に葬儀事業を展開し、安定した収益を維持
- ティア(2485):名古屋発の葬儀社で、家族葬や事前相談に強み
もし当時「これからは家族葬の時代だ」と気づいて投資していたら…。 そんな「タラレバ」を考えると、今後の成長市場を探したくなりますよね。
これからの「最期のカタチ」を考える
団塊ジュニア世代は「親の介護・葬儀」「自分の終活」どちらも考えるタイミング。
- 親の葬儀、どうする?
- 自分の最期は、どんな形がいい?
- もしもの時、家族が困らない準備は?
「終活」という言葉が広がっているのも、 「後悔しない選択をしたい」という思いがあるからかもしれません。
お葬式は「ビジネス」でもあり、「人生の締めくくり」でもある。
私たちが選ぶ「最期のカタチ」が、これからの葬儀の未来を作るのかもしれません。
あなたは、どんな「最期のカタチ」を選びたいですか?
個人的には、故人をゆっくりと気持ちよく送り出したいものですが、、、「ビジネス」色が色濃く見えて、あれもこれもオプション!?え、こんなに!?という部分が多く、自身も財布もやつれてしまいます。
お疲れ出ませんように。。。
へぃへぃ。でした。
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